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☆ LEDテールライトの作り方 ☆

序:
最近はやりのLEDテール、作ってみると以外に簡単
低電力消費、応答性、長寿命、3拍子そろったナイスアイテムを作るのだ(^○^)

▽ご注意▽
テキストを読んで内容が理解できない人は、自作をあきらめてください
テールライトは重要保安部品です、自作技術が足りず故障が頻発し
確実な点灯が維持できないモノを作って、後続車に迷惑かけるくらいなら、
電球使用のノーマルが一番です(・o・)b

1,基本構想

現在の国産バイクの場合、ヘッドライトとテールのスモールライトは常時点灯するようになっています。
しかしバイク自体の発電機構の弱さや、バッテリーの状況により点灯照度が変わりやすく、
さらには白熱電球を使っているため、消費電力も大きくバッテリーの負担も増え
振動や劣化などで切れやすく、定期的なメンテナンスが必要になります。
これを、LEDに入れ替えてしまえば電力消費も少なく、寿命も長くメンテナンスフリー化が図れます。

ネット上で見つかるLEDテールライト自作記事では、発光部を
スモール時発光部と、ブレーキ時発光部の2分割にし、独立させて発光させているモノが
多いようですが、それだと単発では点光源に近いLEDの場合、スモール時、
ブレーキング時ともにインパクトが弱く、まわりの車への訴求力に欠けます。

スモール時も全LEDを薄く発光させておき、ブレーキング時は全点灯したまま照度が
上がるようにすれば視認性もよくなり、こりゃまたかっちょええがな〜\(゜▽゜)/と、なるわけです 

さて、常時全点灯を実現させるために、どうしたらいいのか考えた場合、
供給される元の電力は、オルタネータで発電されレギュレーターで整流、簡易定電圧化された
12V(実際は12〜15V前後を変動する)ですから、定電圧電源を2系統作成し、
それを並列動作させ、スモールランプ時、ストップランプ時それぞれLEDにかける電圧を
調整できるようにすれば、当初の目的が達成できるわけです。


2,使用回路、部品

LED:
LEDは、最低でも高輝度タイプが良いでしょう、ちなみに私は某電子パーツショップで
超高輝度赤色LED200本/1000円のお得用袋をゲット
(最近は普通の低輝度LED探す方が難しい)

定電圧電源部:
LM317の、定電圧電源を2回路分組みます(ちょっと贅沢かな?(≧▽≦))
最近のはやりは定電流ダイオードを数十本使用して、LEDテールを自作されている方が
多いようですが、きちんと定電圧を供給できる電源回路を組み込んでやれば、
負荷となるLEDの数は一定ですから、過電流は流れない理屈になります。
(定電流ダイオードって1本30〜50円もして高いんだよね)
LM317は、定電流回路も簡単に組めるようですから、そちらを使っても良いかもしれません。

基盤:
LEDを並べて発光面となる部分です、バイクにしろ車にしろ、一番長く他人の目にさらし
なおかつ注視されるテールライトですから、薄茶色した紙フェノールの基盤では、
点灯していないときにレンズ越しに透けて見えてしまい格好悪いです、
そのためガラスエポキシユニバーサル基盤(3mmピッチ穴、ごく薄い緑白色)を、
適宜カットして使用することにしました。


使用部品表:

※※ LED ※※
超高輝度タイプ赤色、直径5mmφ スタンレーKR5005Sx110本
(200本入りお徳用袋1000円 @5円x110本=550円)
高輝度タイプ以上で赤色なら何でも良いと思われます、お好みで
   
※※ LM317 ※※
可変電源用ICx2ヶ @150円x2=300円

※※ ダイオード ※※
10D1、もしくは相当品x6本 @30円x6=180円
定格耐圧100V、電流容量1A程度あれば充分
(完全にオーバースペックだけど、一番安いのを選んだ結果です(^^; )

※※ 抵抗 ※※
240Ω 1/4Wx2本 @10円x2=20円

※※ 半固定抵抗(ボリューム) ※※
5KΩ 基盤上セット用 @60円x2=120円

※※ コンデンサ ※※
電解コンデンサ 10μF 耐圧35V @20円x6=120円
セラミックコンデンサ 0.1μF @10円x4=40円

※※ 基盤 ※※
ガラスエポキシユニバーサル基盤、3mmピッチ穴の物
(手持ちの基盤を使ったため、値段わからず)

※※ 配線材料 ※※
パーツ箱から掘り出した適当な電線やスズメッキ線など
(これも値段わかりません)

金額合計:1330円

たったの1330円で、目を射る明るさのLEDテールが
作れるのですから笑いが止まりません(^○^)



☆★ 回路図 ★☆

明るさ調整はテスターで電圧を確認しながら
2ヶの半固定抵抗でスモール、ブレーキ時それぞれを調節します。


このページに書いてあることは製作上のヒントだけです、上記の回路図だけしかなくても、
作れる人は作れます(^^; ここまで見た時点で、自分の車やバイクのテールライトを分解し、
LEDを並べる基盤を削って、半田付けしているシーンを想像している人ならば、
あっという間に完成するはずです(^o^)

なお、教えてくんの質問やメールには、申し訳ありませんが一切お答えしません。
厳しいようですが、モノを作り出すには、まず自分で調べて悩むことが肝心です。
検索エンジンを活用すれば、ほとんどの情報が居ながらにして引き出すことが
可能な世の中なのですから(・_・)


○● おまけ ●○ ナンバープレート照明
ナンバープレートは照度調節がいらず、安定に光ればいいので 定電流ダイオードを使用して回路の簡素化を図りました、 2ヶしか使わないんだったら安いし(≧▽≦)